第二章 「漢方は自然そのもの」
漢方と共に第二章 –A 漢方は自然そのもの 病は漢方では「気・血・水」からくる異常ととらえています。漢方がなぜ、 注目するいいところがあるかというと、女性に特化していうと、 わたしの経験でもそうですが、更年期など、特徴的ですが、 ホルモンバランスが崩れて、顔がほてったり、汗をかきやすかったり 手足・腰が冷えやすかったり、イライラしやすかったりと自分であって、 自分にあらずの葛藤の時期で、本当に辛いのですが、 漢方はこれに応える処方がたくさんあるのです。 穏やかに効くということが、本当に女性にとって いいことであると思っています。きっと、 このとき、誰かに話を聞いてもらっていることがまた、 大切なことなのです。ひとつのことを試して、諦めず、 次にもトライすることができるのです。これは、見方を変えて言えば、 無駄なように聞こえるかも知れませんが、辛いときは、 必ず終息して行くときが来ることを知っていますから、 地道にサポートしていくことは、結果的にゴールに近づく 手段になるのです。また、漢方の成分はほとんどのものが、 植物由来ですし、自然界からのものだったりします。 それは、他の動物にとって当たり前のことです。そのことは、 特筆すべきことですが、さらに、漢方は日本の先人の 素晴らしい知恵の集大成であり、敬意を表し、感謝せずには いられません。大切にしたいと思う気持ちでいっぱいです。 また、中医学の考え方も取り入れており、火・水・木・金・土など 宇宙由来の自然界をもとに体のしくみを考えています。 きっと、人間も宇宙の一部と考えているのかとおもいます。 一人ひとりの体が宇宙と繋がっていると考えてみると、 自然界のすべてに優しいことを考えていかないといけないと 思ってしまうこの頃です。あなた自身の体を大切におもうことも、 自然界に大切なことなのです。 漢方は本当に自然そのものと思う所以はここにあります。 さらに特出すべきことは、副作用がほとんどないことです。 全くない訳ではありません。いまは、製品説明の義務があり、 どんなものでも、 何もないということはできません。ですから、説明書を読んで いただければ、どんなものにも、デメリットが書かれています。 しかし、私たちは、生活のなかで、何が大切で、 その許容範囲はなにかの判断基準を持ち合わせて いなければならないそんな時代に生きています。その中で、 日本の伝統の中で、培われてきた「漢方」はとても 優れた存在であると思っています。 まずは、あなたの自分らしく生きることを漢方で 一歩すすんでみませんか。